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看護師/ヘルスフードプランナー渡邊可奈子

①在宅勤務でも簡単に♪免疫力を高める食事

    食事を改善するって「大変、難しい、続かない!!」と思っている方も多いのではないでしょうか。それは、“あれもダメこれもダメ” “これをしなければならない” と無理な制限をしている事に問題があります。正しい知識でポイントを抑えれば、我慢せずとも無理なく自分の生活に合わせて改善することができます。 

    特に、在宅勤務の影響で、以前よりも外食が減って、朝・昼・晩ともに自宅で食事をとることも増えていることと思います。そんな中では、食事を見直す絶好のチャンスとも言えます。そんな食事を見直すポイント、今回は免疫力を高める方法についてお伝えしていきましょう。 

    この1年、何をするにもつきまとっているのが新型コロナウイルスです。最初はテレビの中の話題だったのが、マスク、消毒、外出自粛・・・多くの人が頑張って対策をしていても新型コロナウイルスの脅威は身近な人にも広がっており、いつ誰がかかってもおかしくない状況です。ですが、ウイルスが体内に入ったとしても、すべての人が感染するわけではありません。そもそも感染とは入ってきた病原体が身体の中で定着し増殖することで成立します。

    ということは、定着する前に病原体を身体から追い出してしまえばいいわけです。その病原体と闘う力が『免疫力』です。免疫力が高いほどウイルスを身体から追い出す力が強く、感染が成立しにくくなります。ぜひ免疫力を高めてウイルスに負けない健康な身体をつくりましょう。ではさっそくですが、免疫力アップのポイントをお伝えしていきましょう。

    『身体を冷やさない』

    ということです。なぜ身体が冷えるとよくないのか?それは、免疫には欠かせないウイルスと闘う白血球の特徴に理由があります。白血球は体温が上がることで活発に活動します。そして血流によって全身に運ばれますが、それには身体が温まった状態で血行が良いことが必要となります。
    目標体温は36.5℃以上なのですが、現代人の基礎体温は36℃に満たない人がここ最近は増えています。36℃に満たないのはキチンとした理由があり、その多くは生活習慣です。
    では、いったいどのような改善が必要なのでしょうか?  免疫力を上げるため、必要な事は36℃以上に体温を保つことです。しかし、日中の体温が36℃台でも安心はできません。日中は36℃台でも朝起きてすぐの体温が35℃台の人は多いものです。体温が1℃下がると免疫力は30%低下すると言われており、病原体に感染しやすい身体となってしまいます。
    逆に1℃体温が上がると免疫力は5倍上昇すると言われ、そのため体温はとても重要な位置づけとなります。体温に影響しているのは生活習慣ですが、在宅勤務中は、行動範囲が狭く、何時間も座りっぱなしの状況にも陥りがちのため、体温が低くなりがちです。今回は、そんなあなたの体温を上げる手段の一つとして、食事の方法についてお伝えしていきます。食事で体温を上げるのに大切なのは「食材選び」です。ここからは代表的な避けたほうが良いものを3つご紹介します。それは、
    ・食品添加物
    ・アルコール
     ・熱帯原産の野菜果物
    です。これら3つのものは身体を冷やす働きがあります。 

    【食品添加物】

     人間は年齢とともに免疫力が下がりますので高齢者がウイルスに感染しやすいというのは想像つきますが、実は若くて体力もあり抵抗力があるはずの若者も多く感染しています。 

    単純に外出する機会が多い、ということもありますが、それも免疫力が高ければある程度制御ができるはずです。そこで、制御できないことで注目すべきは、“食品添加物” です。食品加工技術が発展し、昔は無かった冷凍食品やレトルト食品、コンビニ弁当やお惣菜など便利な食事ができるようになりました。 食品加工技術の発展にともない幼いころから日常的に添加物を摂る生活を送っていれば、免疫機能が下がるのは当然と言えるでしょう。 添加物には「身体を冷やす」という悪影響があります。また免疫機能を担っている腸の腸内細菌も殺してしまうという面もあるので、人間の免疫機能にとっては大敵とも言える存在です。 

    【アルコール】

    いつも感染対策の話題に取り上げられるのが夜のお店での飲食であり、営業自粛を求められていますよね。実際私が働くクリニックでも、PCR検査で陽性だった多くの人はほとんどの割合で夜の会食をしていました。マスクを外しての会話も感染原因の一つとしてよく挙げられています。ですが夜の食事につきもののアルコールも実は免疫を下げるリスク要因ですので避けるべきものの一つです。特に安いお酒は注意が必要。先に説明した添加物が多く含まれていますのでさらに免疫を下げる原因となります。
    いかがでしょうか。今回は身体を冷やす働きがある食品添加物、アルコールについてお伝えしました。

    <次の②では、野菜と果物について、実際の対策についてお伝えしていきますね!>

    オールライフケア合同会社 提携パートナー
    看護師/ヘルスフードプランナー 渡邊可奈子

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