1. TOP
  2. フリーエンジニアお役立ち情報
  3. ①「力を抜く時間」は仕事効率を上げる?

サウンドヒーリングセラピスト 禰覇裕美子

①「力を抜く時間」は仕事効率を上げる

    仕事で自分の能力を100%発揮するためには目標を設定するなど、世の中には色々な方法がありますが、自分が本来持っている「力を発揮する」には、実は「力を抜く」という時間が大変重要です。

    一方で、毎日の生活の中でストレスを感じる場面も多々あり、リラックスする時間も取れず、上手く力を抜くことができない方は多いものです。

    このような生活が続くと体の緊張が取れず、ストレスが蓄積され、心身に不調が現れやすくなります。

    また、昨今の私たちの生活は、情報量の増加に対して情報処理が追い付かず(脳が処理しきれない)脳疲労を起こしている方が見受けられます。

    さらにこの脳疲労により自律神経が正常に機能しなくなる、ということも起こっているようです。

    「力を抜く」時間を意識的にとり、心や体を休めることで、誰もが持っている自然の回復力が活性化し、より良い状態で仕事に臨むことができます。

    そこで、ここからは、「力を抜く」のに簡単で有効な「音を活用したリラクゼーション」と「脳疲労の回復ポイント」をお伝えしていきましょう。

    【音を活用したリラクゼーション】

    私たち人間の感じる音には「快適な音」と「不快な音」、大きく分けると2種類の音があります。

    「人工的な音」や「何の種類かわからない認識できない音」を私たちは不快な音と感じ、ただ聴いているだけで知らず知らずのうちに、ストレスがかかります。一方、「自然の音」や「自分の好きな音楽」を私たちは快適な音と感じ、上手に「力を抜く」ことができます。

    そこで、自然の音で癒しの空間を作ったり、自分の好きな音楽を聴くことをお勧めします。

    いかがでしたか?しっかりと力を発揮するには力を抜くことが必要なのですが、ストレスによって逆に力を抜けず、心身の不調が現れてしまうことがあるんですね。

    ●自然の音で癒しの空間を作る

    私たちの周りには、車の走る音や家電製品の音など様々な人工的な音(ノイズ)があふれています。
    直接耳に聞こえていなくても普段から人工的な音に慣れてしまい、意識しなくても体は自然に聞いています。また、私たちは音を耳で聞いているだけでなく皮膚でも感じ取っているのです。
    無意識であれ日常の中で不快な音を聞いていると体に力が自然と入ってしまい、それがストレスとなり五感の働きも鈍くなってしまいます。

    一方で、自然の音には、1/fゆらぎ(えふぶんのいちゆらぎ)という独特なゆらぎが含まれています
    1/fゆらぎというのは一定のリズムを持った規則的な音に聞こえながら、実は予測できない不規則な音のゆらぎの事を指しています。
    たとえば波の音は一定ではなく常に変化する一方で、まったくランダム、不規則というわけではありません。
    そして実は人間の心拍のリズムや脳波のα波にも「1/fゆらぎ」が認められます。
    自然の音は私たちの体と親和性が高く、機械的な一定の刺激よりも「1/fゆらぎ」を含む自然の音に安心感を覚え、心地良さを感じることができるのです。
    人工的な音の多い現在の生活空間に、川のせせらぎや波の音といった、主に自然の中から発生した音を流すことで、人工的な音に自然音のベールがかかり、快適な心地良い空間へと変化していきます。
    そこにいるだけでリラックスでき、共に生活するペットや植物にとってもより良い環境への変化となっていきます。

    いかがでしたか?「1/fゆらぎ」というのは聞きなれない言葉かと思いますが、私たちが安心感や心地良さを感じるためには無くてはならないものです。
    心身ともにリラックスして過ごすには、欠かせないものといえますね。
    次回はもう一つの音を活用したリラックス方法と、脳疲労回復のポイントについてお伝えします。

    オールライフケア合同会社 提携パートナー
    サウンドヒーリングセラピスト 禰覇 裕美子

    簡単60秒!無料登録して

    フリーランスになれるか相談する